FROM SYMPTOMS
食後の眠気
Post-Meal Sleepiness
昼食後の強い眠気は、血糖スパイクのいちばん身近な窓。
なぜ起こるのか
食事のあとに強い眠気やだるさが襲ってくる——これは「食べたから休む」という自然な反応であると同時に、血糖の動きがもっとも表に出やすいサインでもあります。精製された糖質を早食い・ドカ食いすると、血糖が急上昇し、それを下げようとインスリンが大量に出て、今度は急降下する(血糖スパイク/反応性低血糖)。この乱高下そのものが眠気とだるさを生みます。加えて、血糖の上昇は脳で覚醒を保つ物質(オレキシン)の働きを抑えるため、糖質に偏った食事ほど眠くなりやすいのです。裏を返せば、食後の眠気は「今の食べ方が血糖にどう響いたか」を体が教えてくれる、いちばん身近なフィードバック。ただし、毎食後に耐えがたい眠気があり、のどの渇き・多尿・体重減少などを伴うときは、食後高血糖や糖尿病のサインのこともあります。気になるときは血糖の確認を。
考えられる背景
- ●血糖の急上昇と急降下(血糖スパイク・反応性低血糖)
- ●インスリンの過剰な放出(精製糖質・早食い・ドカ食い)
- ●血糖の上昇が、覚醒を保つ物質オレキシンの働きを抑える
- ●インスリン抵抗性・食後高血糖(40代からの代謝の変化)
- ●食物繊維・タンパク質・マグネシウムの不足(血糖を穏やかにする要素)
確認したい血液検査
背景の「あたり」をつけるのに役立つ指標です。各項目で基準値・理想値を確認できます。
関わりやすい栄養素
関連する体のしくみ・臓器
まず試したい生活の打ち手
- 01野菜・タンパク質から食べ、精製糖質のドカ食いと早食いを避ける
- 02白米・パン・麺の“単品ランチ”を、具だくさん・低GIに寄せる
- 03食後に10分ほど歩き、筋肉に糖を取り込ませて血糖の山を削る
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。症状が続く・強い・急に現れた場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

