FROM SYMPTOMS
胃もたれ・胸やけ
Indigestion
食後の胃の重さ。じつは"胃酸が足りない"ことも多い。
なぜ起こるのか
食後に胃が重い・もたれる・胸やけがする——こうした不調は「胃酸が多すぎる」せいだと思われがちですが、40代以降ではむしろ「胃酸が足りない(低胃酸)」ことが少なくありません。胃酸は加齢やストレス、ピロリ菌などで減りやすく、酸が足りないとタンパク質の消化が進まず、食べ物が胃に長くとどまって、もたれや発酵によるガスを生みます。胃酸はさらに、鉄・ビタミンB12・亜鉛といった栄養の吸収の入口でもあるため、低胃酸が続くとこれらの不足にもつながる。早食い・脂質の摂りすぎ・自律神経の乱れ(消化は副交感神経が担う)も、胃の働きを鈍らせます。市販薬で胃酸を抑えても改善しない・体重が減る・黒い便が出るといった場合は、自己判断せず消化器の受診を。
考えられる背景
- ●胃酸の不足(低胃酸/加齢・ストレス・ピロリ菌)
- ●タンパク質の消化力の低下・消化酵素の不足
- ●早食い・脂質の摂りすぎによる胃への負担
- ●自律神経の乱れ(消化を担う副交感神経の低下)
- ●低胃酸に伴う鉄・ビタミンB12・亜鉛の吸収低下
確認したい血液検査
背景の「あたり」をつけるのに役立つ指標です。各項目で基準値・理想値を確認できます。
関わりやすい栄養素
関連する体のしくみ・臓器
まず試したい生活の打ち手
- 01よく噛み、リラックスして食べる(消化は副交感神経が担う)
- 02脂っこいもの・食べすぎ・寝る直前の食事を避ける
- 03タンパク質は少量ずつ、亜鉛など消化を支える栄養も意識する
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。症状が続く・強い・急に現れた場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。

