代謝・解毒
肝臓
(かんぞう)
Liver
体内最大の化学工場。代謝・解毒・貯蔵を一手に。
肝臓 の役割
肝臓は、体の中でもっとも多くの仕事をこなす「化学工場」です。食べたものから吸収した栄養を、使いやすい形につくり変えて蓄え、必要なときに送り出します。 もうひとつの大きな役割が解毒です。アルコールや薬、体内で生じた老廃物(アンモニアなど)を無害化し、排出できる形に変えます。さらに、脂肪の消化を助ける胆汁をつくり、血液中のタンパク質(アルブミンなど)を合成し、血糖が下がれば糖を新しく作り出す(糖新生)など、生命維持の中枢を担っています。 「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり傷んでも症状が出にくいのが特徴。だからこそ、AST・ALT・γ-GTPといった血液検査で、こまめに負担を見ておくことが大切です。
肝臓 の主な働き
- ●栄養の代謝・貯蔵(糖・脂質・タンパク質)
- ●解毒(アルコール・薬・老廃物の処理)
- ●胆汁をつくり脂肪の消化を助ける
- ●アルブミンなど血中タンパク質の合成
- ●血糖の調整(糖新生・グリコーゲン貯蔵)
40代での変化と注意点
40代では、食べすぎ・飲酒・運動不足から「脂肪肝」が増えます。自覚症状がないまま進むため、AST・ALT・γ-GTPの数値で早めに気づくことが、その後の代謝の安定を左右します。
肝臓 と関わる血液検査
これらの指標で、肝臓の状態や負担を読み解けます。各項目ページで基準値・理想値まで確認できます。
肝臓 を支える栄養素
もっと学ぶ
肝臓に関わる体のしくみもあわせてどうぞ。
※ 本記事は一般的な解剖・生理の情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。気になる症状や検査値は必ず医療専門家にご相談ください。

