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肝機能

γ-GTP

γ-GTP

アルコールと解毒負荷のバロメーター

γ-GTP とは

γ-GTP(ガンマGTP)は、肝臓・腎臓・膵臓などに多く存在する酵素で、健診ではアルコールや解毒の負荷を映すバロメーターとしてよく知られています。とくに肝臓や胆管の細胞が刺激を受けると血液中に出てくるため、お酒をよく飲む人や、肝臓に負担がかかっている人で上昇しやすい指標です。「飲みすぎると上がる数値」というイメージを持っている方も多いでしょう。 ただ、γ-GTPの意味はアルコールだけにとどまりません。この酵素は、体内の最重要の抗酸化物質であるグルタチオン(GSH)の生成や運搬に関わっています。そのため、薬の服用、脂肪肝、そして酸化ストレスが強い状態など、解毒や抗酸化の負荷が高まる場面でも変動します。いわばγ-GTPは、肝臓がどれだけ「解毒・抗酸化のための残業」をしているかを映す窓ともいえます。 実用面で便利なのは、アルコールの影響を確かめやすいことです。飲酒が原因で上がっているγ-GTPは、お酒をやめると比較的すみやかに下がってきます。逆に、2〜4週間の禁酒でも下がってこない場合は、脂肪肝やその他の肝胆道の問題を念頭に、γ-GTP単独でなくAST・ALT・ALPと合わせて評価する必要があります。グルタチオンを支えるNAC・セレン・ビタミンCなどのケアで改善することもあり、生活と栄養の両面から見直したい指標です。

γ-GTP の検査値の読み方

一般的な基準値

男性 50 U/L以下、女性 30 U/L以下

精密栄養学視点の理想値

男性 20 U/L以下、女性 15 U/L以下

※ 精密栄養学視点の理想値は参考情報です。判断は必ず医療専門家にご相談ください。

値が変化しているとき

HIGH · 高いとき

アルコール過多・脂肪肝・薬剤性・酸化ストレス

LOW · 低いとき

(低値は概ね問題なし)

γ-GTP と関わる栄養素

γ-GTP と関わる遺伝子

γ-GTP の観察・改善ヒント

  • 01禁酒2〜4週間で下がらない場合は肝疾患を疑う
  • 02グルタチオン系のケアで改善することも
  • 03薬・サプリの影響も確認

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。検査値の解釈は必ず医療専門家にご相談ください。