解毒・抗酸化
GST / GPX
(ジー・エス・ティー/ジー・ピー・エックス)
グルタチオン-S-転移酵素 / グルタチオンペルオキシダーゼ
体内最強の抗酸化システム「グルタチオン」を回す
GST / GPX の役割
GST・GPXは、体内最強の抗酸化物質「グルタチオン」を使って、毒素・重金属・薬物・酸化ストレスを処理する酵素群です。 GST(グルタチオン-S-転移酵素)は有害物質にグルタチオンを結合させて水に溶けやすくし、体外へ排出できる形に変えます。GPX(グルタチオンペルオキシダーゼ)は、細胞を傷つける過酸化物(活性酸素の一種)を無害化し、酸化ダメージから細胞膜やミトコンドリアを守ります。この2つはまさに体の「解毒と抗酸化の主力部隊」であり、エネルギーを生み出すミトコンドリアの保護にも直結しています。 GSTM1・GSTT1という遺伝子は、生まれつき丸ごと欠損している人の割合が日本人で比較的高いことが知られており、その場合は化学物質・香料・排ガスへの過敏さ、ひどい二日酔い、慢性的な炎症や疲労、加齢症状の早期化として現れやすくなります。アブラナ科野菜や硫黄食材で底上げでき、環境毒素を減らすことで負担を軽くできる、解毒力と若々しさを左右する遺伝子群です。
GST / GPX の働きが乱れると出やすい症状
- ●化学物質・香料・排ガスに敏感
- ●二日酔いがひどい
- ●慢性炎症・疲労
- ●加齢に伴う症状が早く出やすい
GST / GPX をクリーンに保つ戦略
アブラナ科野菜を毎日
ブロッコリー、芽キャベツ、ケール。スルフォラファンがGSTを誘導
硫黄食材
ニンニク、玉ねぎ、卵。グルタチオンの材料
環境毒素を減らす
プラスチック、香料、農薬を避ける。負荷を下げる
GST / GPX に関連する栄養素
NAC (Nアセチルシステイン)グルタチオンセレンスルフォラファンビタミンC
GST / GPX に関連する症状
化学物質過敏慢性疲労二日酔い炎症
もっと学ぶ
遺伝子が関わる「しくみ」や、整えるための「習慣」もあわせてどうぞ。
※ 本記事は Dr. Ben Lynch 著『Dirty Genes』を参考にした一般情報であり、診断や治療を目的とするものではありません。遺伝子検査結果や具体的な症状については医療専門家にご相談ください。

