HOW TO CHOOSE
SUPPLEMENTSサプリメントの選び方
同じ栄養素でも、「形態・吸収・タイミング」で効きは大きく変わります。賢く選ぶための地図。
まず大前提
サプリメントは「サプリ(supplement=補うもの)」。食事という土台があってこそ意味を持ちます。まずは食べ物で整え、それでも足りない部分を、効率よく補うのがサプリの役割です。 そして大切なのが、精密栄養学の原則——「足りないものを、ちょうど良い量で」。多ければ良いわけではありません。血液検査で自分に何が足りないかを知り、必要なものを、効きやすい形・吸収しやすい飲み方・適切なタイミングで摂る。この3点を押さえるだけで、同じサプリでも結果が変わります。
① 形態で選ぶ
同じ「マグネシウム」でも、結びついている形によって吸収率や体への作用が違います。代表的な栄養素の選び方です。
グリシン酸・クエン酸塩は吸収が良くお腹にやさしい。酸化マグネシウムは吸収が低めで便通向け。
ヘム鉄やキレート鉄(ビスグリシン酸)は吸収が良く胃に優しい。お茶・コーヒーと同時は避ける。
活性型のメチルコバラミンが利用されやすい。メチレーションが苦手な人にも届きやすい。
合成葉酸より、活性型の5-MTHF(メチル葉酸)が体で使いやすい。MTHFRが気になる人はとくに。
D2よりD3が効率的。脂溶性なので脂質と一緒に。K2と組み合わせる製品も多い。
EPA・DHAの含有量で選ぶ。酸化しやすいので鮮度・製造日・第三者検査を確認。
ピコリン酸・グリシン酸亜鉛は吸収が良い。長期の高用量は銅とのバランスに注意。
② 吸収を高めるコツ
ビタミンD・E・K、オメガ3、CoQ10は、食事の脂と一緒に摂ると吸収が大きく上がります。
ビタミンCは鉄の吸収を高め、お茶・コーヒーのタンニンは妨げます。時間をずらすのがコツ。
亜鉛と銅、カルシウムと鉄・マグネシウムなどは互いに吸収を邪魔し合うため、時間を分けると効率的。
一度に大量だとお腹がゆるくなりがち。朝晩などに分けると吸収もよく、負担も減ります。
③ タイミングで選ぶ
いつ飲むかで、吸収や働きが変わります。基本の組み合わせはこちら。
日中のエネルギー代謝を支える。Bは覚醒寄りなので朝向き。
脂質と一緒だと吸収が高まる。胃の負担も減る。
神経を鎮め、深い睡眠を後押しする。
他の成分と競合せず吸収されやすい(胃が弱い人は無理せず食後に)。
選ぶ前に知っておきたい注意点
- !「足りないものを、ちょうど良い量で補う」が原則。多ければ良いわけではなく、過剰摂取はかえって害になることも。
- !脂溶性ビタミン(A・D・E・K)や鉄・亜鉛は、とりすぎると蓄積・過剰のリスクがある。
- !持病のある方・服薬中の方は、薬との相互作用に注意。必ず医師・薬剤師に相談を。
- !品質を見極める。第三者検査・GMP認証・含有量の明記・添加物の少なさをチェック。
- !まずは血液検査で「自分に何が足りないか」を知ってから。当てずっぽうの多剤併用は避ける。
あわせて読みたい
「何を・どれだけ」を知るために、栄養素・食べ物・血液検査もあわせてどうぞ。
※ 本ページは一般的な情報提供であり、特定のサプリメントの推奨や、診断・治療を目的とするものではありません。持病・アレルギー・服薬中の方は、利用前に必ず医師・薬剤師にご相談ください。

