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ホルモン

DHEA-S

DHEA-SULFATE

副腎が作るホルモン、エネルギーと活力の土台

DHEA-S とは

DHEA-S(硫酸デヒドロエピアンドロステロン)は、腎臓の上にある副腎から分泌されるステロイドホルモンです。それ自体が活力を支えるだけでなく、テストステロンやエストロゲンといった性ホルモンの「原料(前駆物質)」にもなる、いわばホルモンの源流のような存在です。エネルギー・気分・免疫・性ホルモンの土台を、上流から支えていると考えるとイメージしやすいでしょう。 DHEA-Sの大きな特徴は、年齢とともにはっきり低下することです。分泌は20代でピークを迎え、その後は加齢とともに右肩下がりに減っていきます。40代以降の「以前より疲れやすい・回復が遅い・気力がわきにくい」といった変化の一因に、このDHEA-Sの低下があると考えられています。低い状態は、疲労感・免疫力の低下・気分の落ち込みと結びつきます。 もうひとつ知っておきたいのが、慢性ストレスとの関係です。DHEAとストレスホルモンのコルチゾールは、同じ材料(プレグネノロン)から作られます。強いストレスが続くと、体は生き延びるためにコルチゾールの産生を優先し、その分DHEAに回す材料が減ってしまいます(「プレグネノロン・スチール」と呼ばれる現象)。そのため、DHEA-Sは単独よりコルチゾールとの比率で読むと、いまの体がどれだけストレス負荷にさらされているかが見えてきます。最も有効な対策は、薬よりもストレス管理と十分な休養。睡眠とリラックスの時間が、源流のホルモンを守ります。

DHEA-S の検査値の読み方

一般的な基準値

男性 80〜560 μg/dL、女性 35〜430 μg/dL(年齢により異なる)

精密栄養学視点の理想値

40代男性 200〜350 μg/dL、40代女性 100〜250 μg/dL

※ 精密栄養学視点の理想値は参考情報です。判断は必ず医療専門家にご相談ください。

値が変化しているとき

HIGH · 高いとき

副腎過活動・PCOS

LOW · 低いとき

慢性ストレス・副腎疲労・加齢・活力低下

DHEA-S と関わる栄養素

DHEA-S と関わる遺伝子

DHEA-S の観察・改善ヒント

  • 01コルチゾールとの比率が重要
  • 02DHEA/コルチゾール比でストレス負荷を評価
  • 03ストレス管理が最も有効な介入

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。検査値の解釈は必ず医療専門家にご相談ください。