Mitoflow40
メチレーション

MTHFR

エム・ティー・エイチ・エフ・アール

メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素

葉酸を活性型に変え、メチレーションの起点になる

MTHFR の役割

MTHFRは、食事から摂った葉酸やビタミンB群を、体が実際に使える活性型(5-MTHF)へと変換する酵素です。この5-MTHFは「メチレーション」と呼ばれる体内の根幹反応のスイッチを入れる役割を担っています。 メチレーションは、解毒、神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン)の合成、DNAやヒストンの修復・遺伝子発現の調整、そして細胞膜やエネルギー代謝まで、生命維持のあらゆる場面に関わる重要なプロセスです。さらにMTHFRは、血管を傷つけるアミノ酸「ホモシステイン」を無害な形に作り替える経路の起点でもあります。 この酵素の働きが遺伝的に弱い(Dirty)場合、活性型葉酸が不足してホモシステインが溜まりやすくなり、心血管リスクや気分の不安定さ、解毒力の低下として表面化しやすくなります。葉酸代謝の「最初のドミノ」を担う、健康最適化の出発点となる遺伝子です。

MTHFR の働きが乱れると出やすい症状

  • ホモシステインが上昇しやすく心血管リスクが上がる
  • 気分の落ち込み・不安が出やすい
  • 解毒能力が下がりやすい
  • 妊娠期は神経管欠損リスクに関与

MTHFR をクリーンに保つ戦略

葉酸は天然食品から

濃い緑の葉物、レバー、豆類。合成葉酸(folic acid)は避け、活性型(5-MTHF)のサプリで補う

B12・B6を一緒に

メチレーション回路はB12・B6・コリンと連携する。単独補給は避ける

アルコールを控える

葉酸代謝を妨げる

MTHFR に関連する栄養素

葉酸 (5-MTHF)ビタミンB12 (メチルコバラミン)ビタミンB6コリンリボフラビン

MTHFR に関連する症状

疲労気分の落ち込み高ホモシステイン頭痛

もっと学ぶ

遺伝子が関わる「しくみ」や、整えるための「習慣」もあわせてどうぞ。

※ 本記事は Dr. Ben Lynch 著『Dirty Genes』を参考にした一般情報であり、診断や治療を目的とするものではありません。遺伝子検査結果や具体的な症状については医療専門家にご相談ください。