スパイス・ハーブ
シナモン
Cinnamon
血糖への期待と、カッシアとセイロンの違い。
シナモン はどんな食べ物?
シナモンは、クスノキ科の木の樹皮を乾燥させたスパイスです。漢方では桂皮(けいひ)として体を温め、巡りをよくする生薬に使われ、西洋ではアップルパイやチャイの香りとして親しまれてきました。近年は『血糖値を下げる』スパイスとして注目されています。細胞の実験ではインスリンの信号を助ける成分が見つかっており、ヒトの試験でも空腹時血糖やHbA1cがわずかに下がったという報告があります。ただし研究の質や条件はばらばらで、効果があっても小さく、食事全体の見直しには遠く及びません。『シナモンをかければ甘いものを食べても大丈夫』という使い方は本末転倒です。もうひとつ知っておきたいのが種類の違いです。スーパーで売られている安価なシナモンの多くは『カッシア』で、クマリンという成分を多く含みます。クマリンは肝臓に負担をかけることがあり、毎日小さじ1杯以上を続けるのは勧められません。『セイロンシナモン』はクマリンがごくわずかで、日常的に使うならこちらが安心です。40代で食後の眠気や血糖の乱れが気になるなら、まずは主食の量と順番、食物繊維、運動を整えたうえで、コーヒーやヨーグルト、煮込み料理にひとふり加える。それくらいが、シナモンとのちょうどよい付き合い方です。甘い香りは砂糖を減らす助けにもなり、減糖の伴走役として使うのがもっとも実用的な使い道かもしれません。
シナモン の食べ方・組み合わせのヒント
- 01毎日使うなら、クマリンの少ない「セイロンシナモン」を選ぶ。
- 02血糖への効果は小さい。主食・食物繊維・運動を整えてから、ひとふり。
- 03甘い香りで砂糖を減らせる。コーヒー・ヨーグルト・煮込みに。
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栄養がどう働くのか、その「しくみ」や血液検査ともつなげてどうぞ。
※ 本記事は一般的な栄養情報であり、診断や治療、特定の食事法の推奨を目的とするものではありません。持病・アレルギー・服薬中の方は、食事の大きな変更前に医療専門家にご相談ください。

