スパイス・ハーブ
黒胡椒
Black Pepper
かつては金と同じ重さで取引された「吸収を助ける」スパイス。
黒胡椒 はどんな食べ物?
黒胡椒は、コショウ科のつる植物の未熟な実を発酵・乾燥させたスパイスです。古代ローマでは金と並ぶ価値を持ち、中世ヨーロッパでは家賃や持参金として使われ、大航海時代の航海を突き動かした『スパイスの王様』でした。人類が海を越えてまで求めた香辛料の第一が、この小さな黒い粒だったのです。辛味成分のピペリンには、ほかの成分の吸収や代謝を変える働きがあります。もっとも知られているのがターメリックのクルクミンとの組み合わせで、ピペリンが肝臓での分解を遅らせることで血中濃度が大きく上がることが示されています。ただしこれは薬の代謝にも影響しうるということでもあり、大量のサプリメントとして摂るのは勧められません。料理に使う量なら心配はいりません。胃液の分泌を促し、消化を助ける働きも昔から使われてきました。40代の食事で黒胡椒が役立つのは、まず『塩を減らせる』こと。香りと辛味があると薄味でも満足しやすく、減塩の助けになります。そして、ターメリックや野菜の脂溶性成分を油と一緒に活かす『組み合わせの要』になること。挽きたては香りが段違いなので、粒で買ってミルで挽くのがおすすめです。胃炎や胃潰瘍のある方、辛味に弱い方は控えめに。
黒胡椒 の食べ方・組み合わせのヒント
- 01ターメリックと油と一緒に。ピペリンがクルクミンの吸収を助ける。
- 02香りと辛味で薄味でも満足しやすい。減塩の伴走役。
- 03粒で買って挽きたてを。胃炎のある方は控えめに。
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栄養がどう働くのか、その「しくみ」や血液検査ともつなげてどうぞ。
※ 本記事は一般的な栄養情報であり、診断や治療、特定の食事法の推奨を目的とするものではありません。持病・アレルギー・服薬中の方は、食事の大きな変更前に医療専門家にご相談ください。

