Mitoflow40

THOUGHTS · On Fate

運命とは?

生まれた家、持って生まれた体質、かかりやすい病気。私たちには、自分では選べなかったものがたくさんあります。では、人生はもう生まれた時点で決まっているのでしょうか。「運命」という言葉を、体の側から考えてみます。

「遺伝子=運命」という思い込み

遺伝子は、しばしば「変えられない設計図」「生まれ持った運命」として語られます。たしかに、目の色や背の高さ、ある種の体質は遺伝子の影響を強く受けます。お酒に強いか弱いか、栄養をどう使うかにも、生まれつきのクセがあります。 けれど、「遺伝子で決まっている」と「遺伝子で運命づけられている」は、まったく別の話です。設計図があることと、その通りにしか生きられないことは、イコールではありません。

スイッチは、後から変わる

近年の研究でわかってきたのが、「エピジェネティクス」という仕組みです。簡単に言えば、遺伝子という設計図そのものは変わらなくても、その遺伝子の「スイッチのオン・オフ」は、食事・運動・睡眠・ストレスといった毎日の生活によって変わっていく、ということです。 つまり、同じ設計図を持っていても、どう暮らすかでその表れ方は変わります。生まれ持ったものは「スタート地点」ではあっても、「ゴール」を決めるものではないのです。

変えられないものと、変えられるもの

大切なのは、その線引きです。生まれ持った遺伝子は変えられません。過ぎた時間も、起きてしまった出来事も変えられません。それらに抗い続けるのは、消耗するばかりです。 一方で、今日何を食べるか、どう眠るか、どう体を動かすか、どんな環境に身を置くか——これらは選べます。変えられないものは受け入れ、変えられるものに力を注ぐ。その切り分けこそが、運命と上手に付き合う知恵なのだと思います。

Mitoflow40の視点

Mitoflow40は、「運命」を否定も信仰もしません。生まれ持った設計図(遺伝子)を知り、引き受けたうえで、変えられる毎日の選択で「自分の最適」へ近づいていく。運命とは、決められた一本道ではなく、与えられた地図の上を、自分の足でどう歩くか——そういうものだと考えています。

体の側から読み進める

この問いは、体のしくみとつながっています。あわせてどうぞ。

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