THOUGHTS · On Illness
病気とは?
病気は、できれば避けたいもの。突然おそってくる「敵」のように感じられます。けれど、病気とはいったい何なのでしょうか。健康と病気のあいだに、はっきりした線はあるのか。病気を、少し違う角度から見つめてみます。
健康と病気は、地続き
私たちはつい、「健康」か「病気」かの二択で考えてしまいます。でも実際には、その間には広いグラデーションがあります。まだ病名はつかないけれど不調がある「未病」の領域は、その典型です。 病気は、ある日突然あらわれるというより、小さな変化が積み重なった先に「線を越えた」状態であることが多い。だからこそ、病気を遠い出来事として恐れるより、いま自分がそのグラデーションのどのあたりにいるかに、目を向けることが役立ちます。
症状は、体からの「お便り」
熱が出る、痛みが走る、だるさが続く——こうした症状は、不快なものです。けれど多くの場合、それは体が「ここに無理がかかっている」と知らせてくれているサインでもあります。症状は、敵というより、体からの便りに近い。 もちろん、つらい症状はやわらげるべきですし、放置していいという話ではありません。ただ、「なぜ今これが出ているのか」と耳を傾ける視点を持つと、病気は一方的な災難から、自分を見直すきっかけへと意味を変えていきます。
治すのは医療、気づき支えるのは自分
ここで大切な線引きがあります。病気の診断や治療は、医療の役割です。気になる症状があれば、自己判断で抱え込まず、まず医療機関にかかること。これは何よりも優先されます。 そのうえで、日々の体を整え、変化に早く気づき、未病のうちに手を打つ——ここは自分にできる領域です。医療と自分のケアは、対立するものではなく両輪。病気とうまく付き合うとは、この二つを上手に使い分けることでもあります。
Mitoflow40の視点
Mitoflow40は、病気を軽く見たり、医療を遠ざけたりするためにこの問いを立てているのではありません。むしろ、病気を過度に恐れず、体のサインに耳を傾け、医療の力を借りながら、自分でも整えていく——その落ち着いた構えを持つために。病気とは、避けるべき敵であると同時に、自分の生き方を見つめ直す問いかけでもあると考えています。
体の側から読み進める
この問いは、体のしくみとつながっています。あわせてどうぞ。

