ビタミン
ビタミンK2
VITAMIN K2
カルシウムを骨へ運び、血管に沈めない「交通整理役」
ビタミンK2 の主な働き
ビタミンKには、緑の葉物に多いK1(フィロキノン)と、発酵食品や動物性食品に多いK2(メナキノン)があります。K1は主に肝臓で血液凝固に使われますが、K2は骨や血管など全身の組織に届きやすく、「カルシウムをどこに置くか」を決めるタンパク質を活性化します。 具体的には、骨でカルシウムを取り込むオステオカルシンと、血管壁にカルシウムが沈着するのを防ぐMGP(マトリックスGlaタンパク)を働かせます。ビタミンDがカルシウムの吸収を増やす一方で、K2はそのカルシウムを骨に導き、血管に溜まらせない。D・K2・マグネシウムはセットで考える栄養素です。 K2の中でも納豆に含まれるMK-7は体内に長くとどまるタイプで、日本人にとって最も身近な供給源です。腸内細菌もK2をつくるため、腸内環境や抗生剤の影響も受けます。血液をさらさらにする薬(ワルファリン)を服用中の方は、K2の摂取量を変える前に必ず主治医に相談してください。
ビタミンK2 が不足すると出やすいサイン
- ●骨密度の低下・骨折しやすい
- ●血管や関節の石灰化
- ●出血しやすい・あざ(主にK1不足)
- ●虫歯・歯の弱り
ビタミンK2 を多く含む食品
納豆発酵チーズ卵黄鶏肉レバーバター(グラスフェッド)
ビタミンK2 と一緒に考えたい栄養素
栄養素は単独ではなくチームで働きます。不足や過剰を考えるときは、これらと合わせて見るのが読み解きの基本です。
ビタミンK2 の摂り方のヒント
- 01納豆1パックでMK-7は十分に補える
- 02ビタミンD・マグネシウムと組み合わせる
- 03ワルファリン服用中は必ず主治医に相談
もっと学ぶ
栄養素が働く「しくみ」と、それを活かす「習慣」もあわせてどうぞ。
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※ 本記事は一般的な栄養情報であり、診断や治療、特定のサプリメントの推奨を目的とするものではありません。持病のある方や服薬中の方は、サプリメントの利用前に医療専門家にご相談ください。

