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CHRONIC INFLAMMATION / くすぶる

INFLAMMATION慢性炎症とは

自覚のないまま、体の奥で"くすぶり"続ける弱い炎症。老化と万病の隠れた土台です。

慢性炎症とは

炎症は本来、ケガや感染から体を守る大切な防御反応です。傷が赤く腫れて治っていくような「急性炎症」は、役目を終えると自然に収まります。 問題は、はっきりした症状もないまま、弱い炎症が長く続く「慢性炎症」です。火事のような急性炎症に対し、こちらは静かに"くすぶる"線香花火のようなもの。痛みや熱として感じにくいぶん見逃されますが、その間にも血管・脳・臓器をじわじわ傷つけていきます。 加齢とともに体の炎症レベルが上がる現象は「インフラメイジング(炎症性老化)」と呼ばれ、老化の中心的なメカニズムのひとつと考えられています。さびる(酸化)・こげる(糖化)と並ぶ、老化の第3のルート=「くすぶる」です。

慢性炎症の原因

生活習慣のあちこちに、くすぶりの火種があります。

内臓脂肪

脂肪細胞が炎症性物質を放出する。お腹まわりの脂肪は炎症の発信源

腸内環境の乱れ

腸のバリアが弱る(リーキーガット)と、炎症の引き金が血中へ漏れる

高血糖・糖化

血糖の乱高下やAGEsが炎症を促す

酸化ストレス

活性酸素の過剰が炎症と互いに加速し合う

歯周病

口の中の慢性炎症が全身へ波及する見落とされがちな原因

睡眠不足・ストレス・喫煙

生活習慣のひずみが慢性的な炎症レベルを底上げする

慢性炎症が引き起こすこと

  • 動脈硬化・心血管リスクの上昇
  • インスリン抵抗性・糖尿病リスク
  • 気分の落ち込み・脳機能の低下
  • 関節や全身のこわばり・痛み
  • がん・認知症を含む幅広い疾患との関連

炎症は「測れる」

慢性炎症のレベルは、血液検査で客観的に把握できます。代表的な指標がこちらです。

くすぶりを鎮める習慣

1
オメガ3を増やす

青魚・えごま油など。炎症をしずめる方向に働く脂質。

2

食物繊維・発酵食品で腸内環境を整え、炎症の引き金を減らす。

3
内臓脂肪を減らす

運動と食事で内臓脂肪を落とすことが、炎症発信源を断つ近道。

4
抗酸化・血糖ケア

さびる・こげるを抑えることが、くすぶりも鎮める。

5
睡眠・口腔ケア

質の良い睡眠と歯のケアは、見落とされがちな炎症対策。

炎症を抑える栄養素

※ 本ページは一般的な解説であり、診断・治療を目的とするものではありません。