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GUT-BRAIN AXIS

GUT & BRAIN脳腸相関とは

腸と脳は、たえず会話している。お腹の調子と気分・集中・睡眠は、思っている以上につながっています。

脳腸相関とは

脳腸相関とは、腸と脳が双方向に影響を与え合う仕組みのことです。緊張するとお腹が痛くなる、腸の調子が悪いと気分が晴れない——こうした経験は、腸と脳が密につながっている証拠です。 その主役のひとつが、腸に住む腸内細菌です。腸内細菌は食べたものを分解して有用な物質を作り、神経・ホルモン・免疫を通じて脳へ働きかけます。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、独自の神経ネットワークを持っています。 つまり、腸内環境を整えることは、消化の改善だけでなく、気分・集中力・睡眠・ストレス耐性にまで波及します。40代以降の「なんとなくの不調」の背景に、腸の状態が隠れていることは少なくありません。

腸と脳をつなぐ3つの経路

腸の情報は、おもに次の3つのルートで脳とやり取りされます。

1
VAGUS NERVE
迷走神経

腸と脳を直接つなぐ"高速回線"。腸の状態が神経を通じて脳へ伝わる

2
SCFA
短鎖脂肪酸

腸内細菌が食物繊維を発酵して作る物質。炎症を抑え、脳機能にも影響

3
NEUROTRANSMITTERS
神経伝達物質

セロトニンの約9割は腸で作られる。腸内環境が気分の土台になる

セロトニンと腸

「幸せホルモン」として知られるセロトニンは、実はその約9割が腸で作られています。材料は必須アミノ酸のトリプトファンで、腸内細菌の状態がその合成や前駆体の供給に影響します。 腸内環境が乱れると、気分の安定に関わるセロトニン系のバランスも崩れやすくなります。腸を整えることが、メンタルケアの土台になるのはこのためです。

腸内環境を整えるには

  • 食物繊維を多様に摂る(野菜・豆・海藻・全粒穀物)— 腸内細菌のエサになる
  • 発酵食品を取り入れる(納豆・味噌・ヨーグルト・キムチ)
  • 多様な食材で腸内細菌の多様性を育てる
  • 睡眠・運動・ストレス管理も腸内環境に直結する

関わる栄養素・遺伝子

※ 本ページは一般的な解説であり、診断・治療を目的とするものではありません。