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MIND & BODY

MOOD & FOOD気分と栄養

前向きになれないのは、心が弱いからではないかもしれません。気分には、材料(栄養)が要ります。

気分は、脳内の「物質」で動く

私たちの気分や意欲は、脳の中を行き交う神経伝達物質に大きく左右されます。安心感をもたらすセロトニン、意欲や快感のドーパミン、心を落ち着けるGABA——これらのバランスが、その日の気分の土台になります。 ここで大切なのは、これらの物質が栄養を材料にして体内で作られるということ。材料が足りなければ、十分に作れません。気分の不調が「心がけ」だけの問題ではない理由が、ここにあります。

心の物質と、その材料

どれもタンパク質(アミノ酸)を出発点に、ビタミン・ミネラルを補酵素にして作られます。

腸が、気分を支えている

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、その大半がで作られています。腸内環境が乱れると、材料の供給や合成に影響し、気分にも波及します。だから、気分を整えるうえで腸を整えることは、遠回りに見えて近道です。 40代は、消化・吸収の力が落ちやすく、忙しさから食事も偏りがち。気分が晴れないときこそ、まずタンパク質・鉄・ビタミンB群が足りているか、腸の調子はどうかを見直してみる価値があります。

※ 栄養は気分の土台を支えますが、うつ症状など心の不調は栄養だけで解決するものではありません。つらい状態が続くときは、医療機関や相談窓口にご相談ください。