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甲状腺

TSH(甲状腺刺激ホルモン)

TSH

甲状腺の活動を指示する「司令ホルモン」

TSH(甲状腺刺激ホルモン) とは

TSH(甲状腺刺激ホルモン)は、脳の下垂体から分泌され、甲状腺に「もっとホルモンを作りなさい」と指示を送る司令塔のホルモンです。甲状腺ホルモンは、全身の代謝・体温・エネルギー産生のペースを決める、いわば体のアクセル。そのアクセルの効き具合を、脳がTSHという号令で細かく調整しています。健診で甲状腺をスクリーニングするとき、まず測られるのがこのTSHです。 TSHの読み方には、少し直感に反するところがあります。甲状腺の働きが落ちると、脳は「もっと働け」と号令を強めるため、TSHはむしろ高くなります。逆に甲状腺が働きすぎると、脳は号令を弱めるのでTSHは低くなります。つまり、TSHが高い=甲状腺機能低下の傾向、TSHが低い=機能亢進の傾向、という関係です。機能が落ちれば疲労・冷え・体重増加・気分の落ち込みが、亢進すれば動悸・体重減少・不眠・手の震えが現れます。 40代以降、とくに女性は甲状腺機能の低下が増えてきます。注目したいのは、一般基準(0.5〜4.0)の範囲内であっても、2.5を超えてくると「隠れ機能低下」の傾向を疑う見方があることです。理想的には1.0〜2.0あたりが望ましいとされます。TSH単独で判断せず、実際に働くホルモンであるFT3・FT4と合わせて総合的に読むことが大切です。甲状腺はセレン・亜鉛・鉄・ビタミンDといった栄養に支えられており、これらの不足が機能低下の背景になることもあります。

TSH(甲状腺刺激ホルモン) の検査値の読み方

一般的な基準値

0.5〜4.0 mIU/L

精密栄養学視点の理想値

1.0〜2.0 mIU/L

※ 精密栄養学視点の理想値は参考情報です。判断は必ず医療専門家にご相談ください。

値が変化しているとき

HIGH · 高いとき

甲状腺機能低下(疲労・冷え・体重増加・気分の落ち込み)

LOW · 低いとき

甲状腺機能亢進(動悸・体重減少・不眠・手の震え)

TSH(甲状腺刺激ホルモン) と関わる栄養素

TSH(甲状腺刺激ホルモン) の観察・改善ヒント

  • 012.5以上は機能低下傾向を疑う
  • 02FT3・FT4と合わせて総合判断
  • 03セレン・亜鉛・鉄が甲状腺機能を支える

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。検査値の解釈は必ず医療専門家にご相談ください。