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腎機能

BUN(尿素窒素)

BUN

タンパク質の代謝産物から腎機能と水分状態を読む

BUN(尿素窒素) とは

BUN(尿素窒素)は、体内でタンパク質やアミノ酸が分解されるときに生じる「尿素」に含まれる窒素の量を示す指標です。タンパク質を使った後に出る老廃物の一種で、肝臓で作られ、腎臓でこし取られて尿として排泄されます。腎臓の処理能力が落ちると排泄が滞って血液中にたまるため、クレアチニンと並ぶ腎機能の手がかりとして使われます。 ただしBUNは、腎臓以外の影響をとても受けやすいのが特徴です。タンパク質をたくさん摂れば材料が増えて上がり、水分が不足して脱水になると尿が濃縮して上がります。逆に、タンパク質の摂取が少ない人や、尿素を作る肝臓の機能が落ちている人では低くなります。つまりBUNは腎機能だけでなく、食事内容・水分状態・肝臓の状態まで映す、やや「おしゃべりな」指標だといえます。 だからこそ、BUNはクレアチニンとの比率(BUN/Cr比)で読むのが定石です。BUNだけが高く、比が20を大きく超えるようなときは、腎臓そのものより脱水や高タンパク食、あるいは消化管出血といった「腎臓の手前」の要因を疑います。一方、BUNもクレアチニンもそろって高ければ、腎機能そのものの低下を考えます。低値が続く場合は、タンパク質不足や肝機能低下のサインのこともあるため、水分とタンパク質のバランスを振り返る入口にもなります。

BUN(尿素窒素) の検査値の読み方

一般的な基準値

8〜22 mg/dL

精密栄養学視点の理想値

10〜18 mg/dL

※ 精密栄養学視点の理想値は参考情報です。判断は必ず医療専門家にご相談ください。

値が変化しているとき

HIGH · 高いとき

腎機能低下・脱水・高タンパク食・消化管出血

LOW · 低いとき

タンパク質不足・肝機能低下・過水分摂取

BUN(尿素窒素) と関わる栄養素

BUN(尿素窒素) の観察・改善ヒント

  • 01Cr比で脱水vs腎機能低下を区別
  • 02低値はタンパク不足・肝機能低下のサイン
  • 03水分摂取の影響を考慮

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療・医療行為を構成するものではありません。検査値の解釈は必ず医療専門家にご相談ください。

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