
動き出したヘルスケアサービスと、「個人」を伝えていくということ
新しい年が始まり、僕が立ち上げた「パーソナルヘルスケアサービス」も、少しずつですが確実に形を変えながら動き出しています。
最初は自分の頭の中にしかなかった構想。それが、一人、また一人と参加してくださる方が増えていくことで、画面の中のデータだったものが、血の通った「体温」を持つ活動へと変わってきました。
人の血液検査のデータを見ると、より血の通いを感じますね!
この感覚は、何にも代えがたい体験です。単に「ビジネスが始まった」というドライなものではなく、自分の人生の一部を誰かに手渡し、それが共有されているという、静かな、しかし力強い実感が日々湧き上がっています。
今日は、そんな今の僕が感じていること、そしてこれまで以上に「僕自身のパーソナルな部分」をさらけ出していこうと決めたのですが、その理由について書いてみたいと思います。
「数字」ではなく「顔」が見える喜び
サービスを運営する上で、一般的には「会員数」や「継続率」といった数字が指標にされます。もちろん、サービスを継続していくために数字は無視できません。しかし今の僕にとって、それ以上に圧倒的なリアリティを持って迫ってくるのは、参加してくださる方々一人ひとりの「顔」です。
驚くべきことに、現在このサービスに参加してくださっているのは、ほとんどが「僕のことを以前から知っている人たち」です。
徳島での僕の暮らしを見てくれていた方、あるいはかつての活動を通じて直接の繋がりがあった方。つまり、このサービスは何もないゼロ地点から始まったのではなく、これまでの僕の歩み、葛藤、そして発信してきた言葉の積み重ねの上に成り立っているのです。
「小林大介という人間がやるなら、一度乗ってみよう」
そう思って一歩踏み出してくれた方々の存在は、僕にとって最大級の信頼の証であり、同時に大きな責任でもあります。
この場所は、単なる「健康法を教える場所」ではなく、お互いの人生の文脈が交差する、極めて濃密でパーソナルな空間なのだと、改めて身が引き締まる思いなのです。
一般論ではなく、僕自身の「生の記録」を届ける意味
「僕を知っている人たち」が集まってくれている。その事実に気づいたとき、僕が提供すべき価値は何なのかを深く考えました。
世の中には、健康に関する情報があふれています。最新の栄養学、効率的なトレーニング法、睡眠の質を上げるガジェット。検索すればいくらでも出てくる「正解」は、僕が改めて語るまでもないかもしれません。
しかし、参加者の皆さんが求めているのはどこかの教科書から引用してきたような「一般的な正解」ではないはずです。
「45歳になった小林大介が、実際に何を食べているのか?」
「日々の中で、どんな風に身体の違和感と向き合っているのか?」
「徳島の自然の中で暮らし、時には失敗し、試行錯誤しながら、どうやって心身のバランスを保っているのか?」
そうした、マニュアルには決して載っていない、僕自身の「生の記録」こそが、今この場所に集まってくれた方々にとって最も価値のある情報なのではないか。そう確信しました。
40代半ばという年齢は、多くの人にとって身体の変化を無視できなくなる時期です。僕自身も20代や30代の頃のような「無理が効く身体」ではなくなっています。
遺伝子的な特性として太りにくい体質ではありますが、だからこそ見落としがちな不調も多々あります(糖代謝に問題あり!絶賛改善中です!)。日々の食事、サプリメントの選択、自然の中での活動を通じた身体の変化。そうした僕自身の「実験結果」を、包み隠さずシェアしていきたいと考えています。
また、僕は今まで遊ぶことに多くの時間を費やしてきました。音楽からはじまり映画などのサブカルチャー、コンピューターやWeb構築、デザイン、写真、映像制作、執筆、移住、田舎暮らし、釣り、海外暮らし、猟師などと、おそらく一般の人よりも多くの興味を持ち、実践し、挑戦をしてきた自負があります。
社会的な視点では全く成功していませんが(笑)、それなりに面白いお話もできると感じています。
「パーソナル」であることの強さと、その責任
「パーソナルである」ということは、僕にとって「脆さ」を見せることでもあります。
常に完璧な健康体で、一点の曇りもないライフスタイルを送っている姿を見せるのが、これまでの「指導者」のあり方だったかもしれません。でも、僕はそうありたいとは思いません。
仕事が忙しくて食事が乱れてしまったとき、ストレスで寝つきが悪くなったとき、あるいはトレーニングに身が入らないとき。そんな「人間らしい揺らぎ」も含めて共有することが、参加者の皆さまとの本当の意味での共感を生み、信頼を深めると信じています。
僕が目指しているのは、一方的に知識を授ける教室ではありません。
僕という一人の人間をサンプルにして、皆さんが自分自身の身体と対話するためのヒントを見つけてもらう。そんな、双方向でパーソナルなプロジェクトです。
僕が僕自身のパーソナルな部分をさらけ出すことで、参加者の皆さんもまた、自分の身体の悩みや生活のリアルを、より深い次元で僕に預けてくださる。この循環こそが、このサービスの核心であり、他にはない強みだと確信しています。
効率化の先にある「手触り感」を求めて
サービスが拡大していくにつれて、多くの運営者は「どうすれば効率よく多くの人を裁けるか」を考え始めます。システムを自動化し、テンプレートを作り、個別の対応を減らしていく。それはビジネスとしては正しい選択かもしれません。
しかし、今の僕が追求したいのは、その逆です。
どこまで行っても「手触り感」のあるサービスでありたい。僕の言葉が、皆さま一人ひとりの生活に届き、皆さまの反応が、僕の日々の気づきを深めてくれる。そんな、温度感のある繋がりを維持し続けたいのです。その上でシステムを導入し、自動化を図りたい。
たとえ参加者が増えていっても、この「パーソナルな姿勢」だけは手放しません。僕を知ってくれている皆さまが集まってくれている場所だからこそ、僕は「サービス提供者」という仮面を脱ぎ捨てて、一人の人間として、皆さまと向き合い続けたいのです。
つまり、ここから先、僕はこのサービスを通じて、より深く、より個人的な発信を加速させていきます。
それは時に、僕自身の生活のB面かもしれませんし、研究中の新しい健康アプローチの実験報告かもしれません。あるいは、僕が今抱えている課題や、これからの展望についての独り言かもしれません。
でも、それらすべてが、集まってくれた「僕を知っている皆さま」にとっての血肉となり、皆さま自身の健康を、そして人生をより豊かなものに変えていく一助になれば、これ以上の喜びはありません。
僕は、参加してくれる皆さまのことを「お客様」だとは思っていません。僕が目指す「新しいヘルスケアの形」を一緒に創り上げ、共に歩んでくれる「パートナー」だと思っています。
そしてそのパートナーと共に健康を実践し、一緒に学び、次につなげるアクションを起こしていきたいと思っているのです。(昨日はシェフのところに行き、バイオロジカルキッチンのお話をしました!今年中にやりたいと思っています!)
僕が僕であることを最大限に活かし、皆さまに最高の価値を届け続ける。その覚悟を持って、このサービスを育てていきたいと考えています。
まだ始まったばかりの旅ですが、僕自身のすべてを注ぎ込んでいきます。これからも、このパーソナルな繋がりを大切に、一緒に歩んでいっていただけたら嬉しいです。
ここからが、本当のスタートです。
May the Mito-Force be with you.
ミトの力と共にあらんことを!
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